Terrasol’s EYE
No.6 WhatとHowで整理する企業面接対策
面接に臨むにあたり「どんな対策をしたらいいでしょうか?」という質問を受けることがあります。ご自身が作成した職務経歴書を暗記したり、声に出して何度も読み返す方もいらっしゃいます。また、想定問答集を作成してそれを暗記する方もいます。
ご自身が安心できる方法で準備することは悪くはありませんが、文章の丸暗記はオススメできません。なぜなら一度つまずいて記憶が飛ぶと、頭が真っ白になりその先が続かないからです。
それよりも、ご自分の経験の一つひとつをその時代のシーンとともに思い出してみておかれてはいかがでしょうか? 同時にその時の会社・組織・経済環境についても記憶を整理しておくと話に膨らみが出てくるでしょう。
面接で聞かれる内容は職種やポジションによって異なりますが、WhatとHowでつくる質問に添って、頭の中を整理してみることも有益だと思います。
【Whatの質問例】
・この会社に応募した理由は何か?
・退職した理由は?
・今回転職を考える動機は何か?
・○○社(過去の職歴)に入社したのは?
・失敗した/成功した要因は何か?
・何に強みを持っているか? またその実績は?
【Howの質問例】
・どんなふうにこの会社(応募する会社)に貢献しようと思っているか?
・どのようなことを○○社で(過去の職歴)行ったか?
・どのようなマネジメントスタイルを持っているか?
・どのような営業戦略を立てたか?
・どんなふうに成功に導いたか?
What質問は、ご自身の経歴での出来事や行動の理由を客観的に見つめ直し分析することで、相手に明確に伝える準備ができます。またHow質問は、経験(過去)の具体的な事象を整理することで、応募するポジションでいかに力を発揮し会社に貢献できるかをアピールする訓練になります。
面接対策として、ぜひ取り組まれることをお勧めします。