Terrasol’s EYE

No.8 面接で成功する人の特徴

2018/06/27

外資系、国内系を問わず、転職での企業面接は通常35回は行われます。

面接回数は応募するポジションにもよっても変わりますが、外資系企業でのマネジメントポジションの選考の場合は、①日本サイドの上司、人事担当者〜②アジアパシフィック(APAC)での直属の上司、APAC人事責任者〜③本国の直属の上司〜④社長、といった具合です。加えて、②のAPACの人事責任者の次に、グローバルの人事責任者との面接が入ることもあります。国内系企業でもポジションによって異なりますが、マネジメント層の例として、①人事部長〜②役員〜③社長、と進みます。一方で、最初から社長や役員との面接というケースも珍しくありません。

 

企業側がぜひ採用したいと思う方の面接にはどういった特徴があるか考えてみましたところ、以下の4点が上げられます。

 

1.自分の経験を論理的に語る

実施したこと、その成果(数字で表せるような結果)について明快に表現できます。

2.自分の強み分析が明確である

1の“成果”にも共通しますが、その職種での強み、そしてそれが成果につながるものであることが把握できています。

3.失敗を克服したこと・困難な時期のことを記憶し、それを次の仕事に活かせている

自分の仕事にストーリーを持っています。

4.応募する企業(ポジション)での自分の役割が明確である

応募する企業の研究はもちろんのこと、自分が採用されたらどうPDCAPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)〉を回すことができるか、頭の中で描けていて、またそれを具体的に語る準備があります。

 

昨今のキャリアの方の転職では、案件を紹介されたから応募し面接に来ている、というある種受身的なスタンスで臨む方は、採用につながりづらくなっているように見受けられます。

 

応募する企業でどのように自分の経験を活かすことができ、また企業の成長に貢献できるかを、ぜひ具体的に考え、準備してみてください。それが内定を得るだけではなく、企業から“お迎えしたい”と思われ、その後の新しいキャリアを築くためにもプラスになっていくように思います。


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